Home Blog これぞ世界最高峰の白ワイン! この秋の食卓に絶対並べたい、ドメーヌ・ルフレーヴ2018年のおいしさの秘密を探る

これぞ世界最高峰の白ワイン! この秋の食卓に絶対並べたい、ドメーヌ・ルフレーヴ2018年のおいしさの秘密を探る

by 酒宝庫 MASHIMO

こんにちは、酒宝庫 MASHIMO Twitter の中の人です。

そういえばブログは久しぶりに書くなぁと思って前回の日付を見たら、2020年7月15日。真夏やないか…気がつけばもう3ヶ月弱が過ぎておりました。その間にすっかり秋になりまして、世間では食欲の秋なんて言われますとおり、食べ物のおいしい季節がやってきました。

中の人的には秋の味覚といえばやっぱりサンマが一番なのですが(ちなみに明石家さんまはあまり好きではありませんが、全然関係ないですね)、どうやら今年のサンマは昨年に輪をかけて不漁で、値段もおそろしく高くなりそうな感じですね…果たしてこの秋、私がサンマの塩焼きを口にする日は来るのでしょうか? 乞うご期待!

…我が家の食卓事情を心配するブログではありませんでした。

そんな訳で、食欲の秋のお供においしいワインはいかがでしょうか!?(無理やり)

世界最高峰の白ワイン、ルフレーヴの2018年が出荷開始ですよ

さて、本日ご紹介しますのはドメーヌ・ルフレーヴの2018ヴィンテージ!

(ドドーン!!)

ワイン好きにはもはや説明不要、今やブルゴーニュのみならず世界でも最高峰の白ワインの造り手ですね。拠点を構えるピュリニー・モンラッシェには25ヘクタールものブドウ畑を所有し、そのほとんどがグラン・クリュとプルミエ・クリュ。その恵まれたテロワールをありのままに表現するスタイルで、世界中から高い評価を得ています

そんなルフレーヴの最新ヴィンテージとなる2018年ですが、実はこの2018年、ルフレーヴからも「この有望なヴィンテージを味わうために発酵が終わるのを待ちわびている」というコメントが出されるくらい、とても品質のいいブドウがたくさん収穫できた1年だったそうなのです。

そこで、冬から収穫期までにかけての流れがどのようなものであったのかを、ルフレーヴの Web サイトにありますコメントを交えつつご紹介していきたいと思います。

注: 以下の日本語部分は元のコメントの内容をふまえつつ、一部補足などを交えて書いた独立した文章であり、必ずしも引用したフランス語部分の対訳とはなっておりませんのでご注意ください。

ルフレーヴの2018年はどんなヴィンテージ? ブドウ収穫までの流れ

冬(2017〜18年にかけて)

冬のクラヴォワヨンのブドウ畑

2017〜18年の冬は適度な寒さで湿度は高め。午前中は氷点下になることもありましたが、午後にはおおむね0度以上になっていたようです。霜に覆われることもあったようですが、この時期の霜はブドウに害を与えるようなものではありませんので問題ないでしょう。

L’hiver 2017-18 a été moyennement froid avec les températures parfois en dessous de zéro le matin mais passant rapidement dans le positif dans l’après-midi. Ces températures fraîches s’accompagnent d’une humidité importante qui recouvre les vignes régulièrement d’un beau manteau blanc.

Millésimes – Domaine Leflaive

春(3月〜6月)

ブドウの新緑

3月までは寒い日が続きましたが、4月最初の日から気温は急上昇。そこから3週間ほどでブドウ畑は一面の薄緑色となりました。芽吹いて葉が開くまでの生育は非常に早く、逆に数日くらい涼しくなって成長をほんの少し遅らせてはくれないかと思うくらい。また5月〜6月の降水量はとても多かったそうで、この後の降水量が少なかったことを考えれば(後述)これはブドウの生育に良い影響を与えていたようです。

Le mois de mars est lui aussi un peu frais et la nature peine à se réveiller. Le temps se réchauffe brutalement dans les premiers jours d’avril. En trois semaines l’ensemble du vignoble de Puligny se pare d’un léger voile vert. Comme des chrysalides, les bourgeons dans leur coton se transforment : pointe verte, sortie des feuilles et premières feuilles étalées. Le développement est si rapide que nous guettons un refroidissement à même de ralentir un peu la vigne.

L’excellente nouvelle est que les précipitations sont abondantes en mai et surtout en juin.

Millésimes – Domaine Leflaive

夏(6月〜8月)

夏の晴天(イメージ)

6月初旬に入るとブドウの花はあっという間に開花します。乾燥し、地下水面も最高位にあるという非常に好ましいコンディションの中でブドウは成長していきます。6月26日から8月の終わりにかけては最高気温がほぼ毎日30度超えという、例年をはるかに上回る暑い日が続きました。唯一気温が下がったのが8月13日の大雨で、これにより土壌がリフレッシュされ、ブドウにも恵みの雨を与えたようです。

Début juin, la fleur se passe rapidement dans des conditions sèches très favorables au développement des grappes. Les nappes phréatiques sont au plus haut et la chaleur de la journée ne permet pas à l’humidité de s’installer ce qui permet au raisin de se développer dans des conditions exceptionnellement favorables.

Il faut déjà très chaud fin juin et les températures entre le 26 juin et fin aout seront très souvent bien au-dessus des normales saisonnières avec des températures maximales dépassant les 30° quasi quotidiennement, interrompues seulement par une bonne pluie le 13 aout venant rafraichir les sols et gorger les baies.

Millésimes – Domaine Leflaive

収穫(8月26日〜)

収穫作業

8月26日、晴れやかながらも比較的涼しい天候の中で収穫が始まりました。おおむね猛暑の年の収穫量は少ないものなのですが、この年の収穫量は8月までの天候を考えれば予想以上のものとなりました。こうして収穫されたブドウは果実味にあふれ、糖と酸味のバランスもよく取れており、健康状態も最良の素晴らしい出来栄え! これはルフレーヴから「味わえる日を待ちわびている」なんてコメントが出るのも納得です。

Les vendanges commencent le 26 aout avec un temps radieux et relativement frais. La quantité vendangée nous surprend vu l’été caniculaire que nous avons connu. Nous l’accueillons avec d’autant plus de plaisir que les baies se dégustent bien, avec un bon équilibre sucre acidité et l’état sanitaire ne pourrait être meilleur.

Millésimes – Domaine Leflaive

ラインナップは全10アイテム、今年は思いの他たくさん確保できました! が…

こうして収穫されたブドウを使い、ルフレーヴ・クオリティで醸造され、晴れて出荷の日を迎えた2018年ヴィンテージ。

ルフレーヴのワインといえば、一部のもの(マコン・ヴェルゼなど)を除いては生産量が少なく入手も困難、新たなヴィンテージが出荷されるたびに全世界で取り合いになり、我々のような場末の販売店は2,3本でも入手できたらええ方ですわハハー、さっぱりワヤや! …となるのが常なのですが、この2018年ヴィンテージ(というより今年)に関しましては、色々と世の中の状況に変化がありましたおかげで? インポーター様から予約案内をいただいた全10アイテムともに各1ケース分(12本)が確保できるという、大変ありがたいことになっております!!

ただし、この先まだ追加があるかと言われれば、ないです!(キッパリ)

という訳で、いつもより多めに確保できているとはいえ、売り切れ次第終了なのはいつもと同じですので、「一度でいいからルフレーヴを味わってみたい! 金ならあるぞ!」という方は、どうかお早めにカートに入れてポチッとしていただけますよう、強くお願い申し上げる次第です。よろしくお願いします。

ドメーヌ・ルフレーヴ 2018 当店の販売ラインナップ

グラン・クリュ 3アイテム

プルミエ・クリュ 5アイテム

村名AOC 1アイテム

広域AOC 1アイテム


以上、ルフレーヴ2018年ヴィンテージのご紹介でした!
また次回お会いしましょう(´・ω・`)ノシ フリフリー

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